アデオジャパンとは?
アフリカ4カ国において保健医療・教育事業を提供する地域NGO「アデオADEO」の日本支部として、2003年10月に設立された団体。
現地オフィスでインターンを経験した日本人学生が中心となり、研修生派遣事業・現地オフィス支援事業・国内でのHIV/AIDS予防啓発活動を実施。 「世界にまたがる社会問題への人々の理解と行動変容を通じて、日本およびアフリカ社会の発展に寄与すること」をミッションとしています。 http://www.adeojapan.org カテゴリ
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こんばんわ! お久しぶりです、がっきーです。 さてさて、ついつい情報発信が遅くなってしまうのが アデオジャパンの悪い癖ですが、 今年は、ネタを考えこみすぎず、肩に力を入れすぎず、 アデオジャパンのメンバーが行っている活動を このブログを使って 気軽に、ほんわか紹介できれば、と思っています。 さて1月は、学生にとっては忙しい時期ですが、 アデオジャパンは、あるプロジェクトにかかわらせていただきました。 そのお話です。 ある学生を団体をやっている男の子から 連絡をもらいました。 「成人式でコンドームを配りたい。」というお話でした。 彼は、成人式の実行委員会をやっていて、 その流れでこの企画を思いついたそうです。 いっせいに大人数に対してコンドームを配布する場合は、 いくつか配慮が必要です。 やはり一番は、なぜ配られているのか、というのが 配られた側に伝わるようにしなくてはいけませんね。 このように考慮する点はあるのですが、それは別にして わたしは、このプロジェクトに大賛成! 特別な日の中での、メッセージの投げかけは、 HIV/AIDSについて考えてもらう機会を創るために、 とてもいい企画だと思ったからです。 さらに、彼が成人式でHIV/AIDSの話を できるというのだから、やはりやらない手はない。 そこで、彼と私はコンタクトをとりながら、 コンドームとビラを配ることにしたのです。 結局、コンドームは教育委員会のほうから OKが出なかったので、配れなかったのですが、 かわりにレッドリボン(エイズ予防財団)を配布することになりました。 私は、ビラの作成に協力させていただきました。 2007年1月6日当日、 200人ほどの人、一人ひとりにレッドリボンとビラが渡り、 そして、プロジェクトを企画した彼のプレゼンテーションがあったそうです。 みんな真剣に聞いてくれたと、うれしい報告をもらいました。 今回の活動は、大々的なコラボレーションではありませんでしたが、 でも、今回の活動をやってよかったな、と思えました。 なぜなら、機会をうまく使えたと感じられたからです。 大きなイベントを企画するほどのコストをさかずに、 200人を前にHIV/AIDSについて話をすることができた、 そして、メッセージが載ったリボンやビラを全員に渡すことができた、 という点が、よかったな、と思えるのです。 一人でも多くの人に声が届いていればいいなと感じています。 この企画は、ゼロをイチに変えられることができた点で 今後も大きな可能性をもった結果をのこせたと思います。 20歳になったときに、もう一度自分の生き方について、 自分の健康について、考えてもらうきっかけを作る。 それも、堅くなく、伝わりやすい方法・言葉で。 成人式という機会、おっ、なかなか素敵だぞ! そんな手ごたえを感じたわけです。 そして、この企画を実行させた彼の熱意は、 わたしにも、またがんばろうという刺激をあたえてくれたのです。
by adeojapan
| 2007-03-09 15:58
| 日替わり定食-HIV/AIDS
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